人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ひねくれ〇の旅日記

サイアム ケンピンスキー宿泊記③



こちらのホテル、年末年始は大手予約サイトでどこも朝食無し1泊5万近いレートでしたが、
ニューグリーンホリデーにて、朝食付・16:00迄のレイトチェックアウト付で26800円というプランを発見♪
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9423297.jpg

しかし予約リクエストの際、第二候補だった(NGHは部屋タイプ第二候補の記入が必要)
プレミアルームで予約されていました。
そちらは約29000円。別にプレミアで無くても良かったですが・・・こんなレートはここのみ。仕方ないですね。



ドアを開けると、廊下の壁がクランクしています。そこにはオブジェが、いきなり高級感漂います。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_943389.jpg

入って両脇にバスルームとクローゼット(後程紹介します)



奥に進むと・・・
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_943126.jpg




さすがラグジュアリーホテル。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9433569.jpg




新しいラグジュアリーホテルは、アンダーズ東京以来半年ぶりなので豪華さが眩しいです(笑)
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9441281.jpg




サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9472929.jpg




ただ今までこちらを避けて来た理由が、このヘッドボード上のグラフィック。
(ちなみにベッドは幅2.05m×長さ2.1m)
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9443666.jpg

繊細で艶やかなインテリアに、バーンとミニマルモダン系の似非デザイナーズホテルにあるような絵が入りこんでいて
こういう系統のホテルにしてはチープに感じてしまったのです。

『こういう高級さ、優雅さの演出でツメが甘いのがドイツ系 (つい剛健・モダンスタイリッシュに走る)』

『寝ている間に、絵の蓮の花が飛び出て来て頭を喰われる夢を見そう・・・ww』

と随分構えていたんですが、実際目にするとそこまで気にならず(笑)
部屋の色使いに中間色が多いので、強いコントラストのグラフィックは引き締め効果がありますね。



壁はベタ塗りの塗装やクロス貼りは一切無く、全てシルク調の布を巻き込んだパネルで覆われています。
こういうのかなりお金かかりそうです。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9482244.jpg




壁の一部はタイの伝統絵画風のパネルも。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9483694.jpg




こういうテイストでベッド後方も飾ってくれれば高級感も増すのに・・・
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_949277.jpg




窓側にはソファとデスク。 あれ!? カーテンが中途半端に閉まっている・・・と思ったら。(ちなみにカーテンは手動)
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9491659.jpg




窓が半分しかない! しかもバルコニー狭っ!!
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9492664.jpg




勝手に予約された、デラックスより1段階上のプレミアルーム。
高層階のバルコニー付というリクエストを送っていましたが全然反映されていません。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_949501.jpg




面積は公称45㎡~48㎡ に対し、実測は長辺10.5m×短辺4mの約42㎡ 。しかも客室としては低層の3階。
バルコニーも一応付いてはいるものの狭くてチェアもありません。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9503858.jpg

ここ、最下カテゴリーのデラックスじゃないの!? 早くチェックインしたからとりあえず空いた部屋あてがわれた!?


ちなみに全室ガーデンビューです。美しい中庭ですが、
街の景色が見えない。庭がオフィス街の公園っぽいのは好みが分かれるところでしょうか?
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9505499.jpg




フロアのレイアウトを見ると広さはまちまちですね。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_10263822.jpg


設備はどちらも同じ。部屋の広さ、バルコニーの有無で両方の違いがイマイチわかりません。
後でHPを良くみてみると、どうやらロイヤルとガーデンという2つのウィング(棟) でカテゴリー分けしている模様。

ああ・・・向こう側の広いバルコニーが羨ましい。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_952069.jpg




ちなみに、向こう側の威圧感のある建物はレジデンス。あちらもホテル販売はしていますが、内装がホテル棟より質素です。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9521216.jpg






話を部屋に戻します、大好きなデザインのソファです。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9523934.jpg




最初、『ラタン(藤)を白く塗ってる!?』 と思いましたが、ビニール樹脂製でした(笑)
思い切り寛げる形では無いですが、デザインが好きなので問題無し。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9524150.jpg

ベッドサイドもそうですが、すっきりとした大ぶりのランプシェードも自分好みです。



ウェルカムフルーツと食器の置き方はさすがラグジュアリーホテル。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9532833.jpg




デスクまわりです。こちらも脚が白いラタン風、天板がガラスなのでモダンさと優雅さが両立しています。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9533117.jpg

横のミラーにも間接照明が入っていて豪華。デスクには館内のインフォメーション冊子が置いてあります。



TVは置き型ですが簡単に角度を変えられます。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9541688.jpg

MP3スピーカーは無いとの事。しかしTVの中に各ジャンルの音楽が沢山入っており、そちらを流しておりました。



TV台下がミニバーです。引出しにはLAVAZZAのコーヒーマシン。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9542756.jpg

立派なマシンですが、抽出中は再度ボタンを押さない限りお湯が出続けるので注意です。



お茶はブランド不明ですが、シルバーのパッケージが素敵。フレーバーも珍しいものばかりです。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9545445.jpg




冷蔵庫の中は寂しい・・・ですが、なんとこれらは無料で頂けます。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_955797.jpg

『え!? ビールまで??』 と気持ちは嬉しいですが、私はチャーンビールが苦手です・・・残念。
あとは炭酸飲料ばかりで、あまり有難味は無いかも。



食器やスナック類です。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9554770.jpg




サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_956272.jpg




クローゼットです、備品の充実度はこのクラスなら説明不要ですね。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9563072.jpg




サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9564067.jpg




サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9564926.jpg




こちらの扉、なんと編み込みレザーが貼ってあります! これは本当に贅沢。テンション上がります↑↑↑
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9571394.jpg






バスルームの入口扉も同じくレザー貼。しかも観音開きでドラマチックな演出です。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_957343.jpg




扉を開けると総大理石貼りのゴージャスなバスルーム。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_959854.jpg




濃い色合いの大理石はあまり好みではありませんが、コンパクトにまとまっている分威圧感は薄れてそう気になりません。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_100880.jpg




なにしろこの扉が気に入ってしまい・・・裏側は総鏡面仕上げ♪
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_9595567.jpg

洗面台と合わせ鏡になって、扉一面に華やかな光景が延々と写し出されます。



洗面台も素敵です。ミラーが壁にベタ貼りでないのが5つ星の証。
大体何処も、『ミラー in ミラー』 『ミラー in ライト』 など一工夫凝らしています。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_1043621.jpg

もしベタ貼りだけの5つ星があるとしたら・・・そちらは料金がお手頃なはずです(語るよねーw)
ただ両脇のブラケット照明は、昭和の住宅の玄関灯みたいで垢抜けないですね。惜しい!



洗面台には水やハンドタオルと。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_1045642.jpg




引出しにはドライヤー、アメニティキット。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_1052171.jpg




サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_1052245.jpg




トイレもゆったりですが、ウォシュレットはありません。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_1054546.jpg




シャワーブースもゆったりしています、もちろんレインシャワー付。湯量水圧は説明不要です。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_106298.jpg




サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_10105544.jpg




バスタブは角の取れた四角形。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_1012964.jpg




マットな仕上げとフォルムが自分好み、大きさも十分。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_10113726.jpg




しかし中を指でなぞるとザラザラしていました。シャワーだけで洗ってスポンジで清掃していない証拠です。
(段々、嫁をいびる姑みたいになってきていますww)
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_10124074.jpg




トレタリーはバスタブ横に。以前はモルトンブラウンだったはずですが、今はプレミアでもホテルオリジナルなんですね。
(スイートはモルトンブラウン) 控えめな香りで使用感も良かったので不満はありません。
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_10134479.jpg




それにしても、アメニティを置くだけのテーブルとか見ているだけでニヤニヤ(笑)
どれだけラグジュアリーホテルに飢えていたんだか・・・
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_10133395.jpg




こちらのバスタブは廊下側に少し張り出しており二面窓。その透明感・開放感は抜群です。
だから廊下の壁がクランクしていたんですね~
サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_10143876.jpg




サイアム ケンピンスキー宿泊記③_a0275945_1014205.jpg

ちなみにバスタブ脇のグレーの大理石、継ぎ目無しの一枚板です。見えにくい部分が無駄に贅沢で素敵です。


プレミアルームの割には、広さやレイアウトが普通なんじゃない!? とは思いましたが、
正月に1泊だけ、しかも他社の半値近くで予約出来たので良しとしましょう。

昨年8月から今回までバンコク市内で計10ヶ所のホテルに宿泊しましたが、
部屋の雰囲気・快適さ・豪華さで言えばこちらが一番好みでした。

『リピート確定!』 と思ったと同時に、あまり興味が無かったセントレジスも気になって来ました。
(開業年と料金、モダンラグジュアリー路線が似ているので)

バンコクホテル巡りは今年も終わりそうにありません。

by soiconvent | 2015-01-29 09:00 | バンコク 2014.12~2015.1
<< サイアム ケンピンスキー宿泊記④ サイアム ケンピンスキー宿泊記② >>