ひねくれ〇の旅日記 | |||||
大満足のイメロヴィグリでのトレッキングを終えて、フィラへ向かいます。 途中にはこんなスタイリッシュなレストランも。 テーブルのガラス瓶に入った明るい紫の液体、白い空間に映えて綺麗ですが、中身は何でしょう? フィロステファニの民家の前にいつも居る茶トラ(今回何度目の登場でしょう?w) この子ともお別れです、思いきり撫でてきました(笑) フィラが見えてきました~ 時間は16時前、実は朝食以来何も食べていません。 イメロヴィグリのレストランは開いてるかどうか分からないぐらいガラガラだったし・・・ 食欲はあまり無いけれどサントリーニで最後の食事だし、上質で軽めのランチがしたい。 という事で、フィラの入口(崖沿いから)にある景色が美しい事で有名なレストラン『ZAFORA』に入りました。 『THE SUNSET IS HERE』 の看板が目立ちますね。 店名ロゴは80年代風。 正直に言うと座席がゆったりしていて、こんな中途半端な時間に数組お客さんが居て、 メニューも極端に高くはなかったので・・・が選んだ理由。 サントリーニに数日居て、ホテルも崖沿いの絶景ホテルに滞在していると、 レストランが眺めが良いとかオシャレとか、1・2回体験すればお腹いっぱい。 (観光中やホテル滞在中に十分体験しているので) それより、安く美味い店を探してしまいます。 とはいえ今回はモロ観光者向のちょっと高級な店。海や夕日とフィラの町を両方眺める事が出来る事で有名です。 陸側は教会も見えます。どこに座っても素敵な眺めです。 これ以上日焼けしたくないので、日陰の席に座ってとりあえずワイン(3.5ユーロ) そろそろ野菜食べないと・・・という事で、キュウリが入っていなかったのでグリーンサラダ(8ユーロ)を。 見た目あっさりに見えますが、ブルーチーズ・胡桃・青ネギが入っていてなかなか濃い・・・ なんだかギリシャ料理は飽きてしまって、またまたパスタ 『マリナーラ(16.5ユーロ)』を。 ん!? 具材入ってる?? と思ったら、タコやイカがブツ切りになって混ざっていました。 味付けは良いですが、パスタも具材もフニャフニャ・・・ ギリシャのパスタはアルデンテでは無いと聞いていたので、2日前行ったフィロステファニの 『IL Cantuccio』 が特別だったんでしょう。 ギリシャに長い事住んでいた方のブログでも 『ギリシャで最も本場に近い味の店のひとつ』 と書いてあったので やはり良い店だったんですね。 メニューはサントリーニの他のレストランと同じようなメニュー『ギリシャ料理+ベタなイタリアン』 でした。 種類が多いし、眺めが良いのは良いですね。 自分の中で滞在中一番イマイチな食事でしたが、一番高い金額を支払ました。 店を出てフィラの町へ。 随分慣れて感動も薄れましたが、見納めと思うと感慨深く・・・ そろそろホテルにスーツケースを取りに戻りましょう。 ジェラート屋はよく見かけますが、ピスタチオ味がこんな色・・・絶対人工着色ですね(笑) 滞在中日本語の看板は一度も見かけませんでした、中国語は沢山・・・時代は変わりました。 ぼ~っと写真を撮っていたら、後ろでロバがせわしなく通り過ぎます。 フィラの海側、絶景を求めてケーブルカー方面に歩いていくと、ロバタクシーの道に合流するので ●●の臭さと地面の汚さがハンパないです。傾斜もきつくなります。崖沿いの一本上にある道を通りましょう。 振り返って、フィラにさようなら。 『猛犬注意』 的な看板もギリシャ文字だと素敵。後ろのワンコとのギャップも・・・(笑) でもかなり吠える犬でした。 あぁ~こんな風景も見納めなんですね・・・ 泊まっていたクリフサイドスイーツの下には、『ダナヴィラ』所有の屋外ウェディング場があります。 私がホテルに戻った頃、盛大に結婚パーティーが。 うーん、映画を見ている気分です。 ここまで素敵過ぎるロケーションでは無くても、結婚に縁の無い自分としては眩し過ぎて、 1人で来ている自分は少し惨めな気分になってしまいました。 『サントリーニには来る事が出来たけど、愛する人とは来られない。でも1人だから気軽に来られた・・・』 なかなか行けない憧れの旅先。ずっと気にしているけど、ずっと見ない振りをしてきたジレンマ。 旅の終盤は疲れと寂しさでちょっとした事で凹んでしまいますね、毎度の事ですが(汗) ただ海外は交通移動の緊張感や新鮮な風景で凹んでるヒマも無いのが良いんでしょう。
by soiconvent
| 2014-06-09 09:00
| ギリシャ 2014
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