ひねくれ〇の旅日記 | |||||
とても見応えのあったアンコールワット。 ここに入るとすぐに、地元宮崎の平和の塔を思い出しました。 規模は比べようもないけれど、石の基壇に石の塔、四方に神様の像が配されていて雰囲気が似ているんです。 太平洋戦争前に完成したこの塔、建設の意図や中央の文字の意味の解釈で戦後は様々な議論の的にもなったそうです。 子供の頃なぜかここが好きで、両親にたまに連れて行って貰いました。 と共に、自分が車を半ドアのまま見学に出たので、帰りにそちら側に乗った姉が公園内の坂道のカーブで外に投げ出され、 親にしこたま怒られた事も毎度思い出し反省してしまいます。 (姉は膝の擦り傷で済みましたが、後続車がいたらと思うと恐ろしいですね・・・) 話が重めの横道にそれてしまいすみません・・・アンコールワットに話を戻します。 有名な北側聖池の横には、簡素な建物やテントの土産物や屋台が並びます。 トイレに行きたくてそこを超えないといけなかったんですが、近寄るとすごい呼びこみ&的確な国籍判断。 『コニチワ! ショクジシテイク?』 『オニーーサン アイシテル!』 『レディガガ!(なんで!?ww)』 微笑みで振り切ってテントの向こう側へ・・・ すると、目の前に現れたのはタイで良く見かけるような仏教寺院。 え!? アンコールワット敷地内にこんな建物があったなんて・・・ あとで調べると、敷地両側に現役の寺院がありました。反対側(南側)の寺院の方が大きいようです。 なんだか小さい村にでも迷いこんだような雰囲気。観光客も全然居ないしなんだか新鮮♪ 若いお坊さんが修行中? お寺の内部へ入るのはためらわれたので・・・入口から内部の様子を・・・ 今までこういう様式だと、タイのギラギラした寺院しか見た事が無いので、 宗教独特の荘厳さとはかけ離れた、ほのぼのとした天井画がこれまた新鮮。 こちらはもうひとつの建物の壁画です。仏教寺院もところ変われば随分と雰囲気が違うものですね。 寺院を超えた一番奥に、トイレがありました。 料金を支払う箱の前に少年が座っています。1ドル以下の少額のリエルが表示されていました。 リエルは持っていなかったので、おつりを貰おうと1ドル札を少年に渡すと、 少年はそれを握りしめ、走り去っていきました・・・なんだよ、トイレの番人じゃなかったのか(汗) トイレは清潔でしたが仕上げがボロイ&水びたしで、しかも水洗はなく(横の水槽から柄杓で洗浄する様子) 多分トイレットペーパーも無かったので、女性には強力にオススメ出来ません。 シェムリアップ市内にも寺院は(現役の) いくつかあるんですが、今回は訪れる事が出来なかったので、 ここで見る事が出来て良かったです。 不意に予想外の風景が現れる事って、実際行かないと体験出来ないですね♪
by soiconvent
| 2014-01-16 09:00
| シェムリアップ 2013
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