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ひねくれ〇の旅日記

城中村



グーグルアースで広州をリサーチしていると、新しいオフィスビルやマンションの間にブロック単位で残る
迷路のようなこんな集落を見つけました。
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上の画像は、Wホテルから100m程しか離れていない洗村路沿いの一画です。



ここだけでなく、市内のあちこちにあるようです。
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興味深いのは、建物の密集度。(画像はグーグルアースより)
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中層の建物なのに道幅が極端に狭そうなのが謎です・・・


スラムとも言えない、でも一般的な庶民の住宅とも言えない町並み。

ちなみに近くの中産階級の、きちんと計画されて建設されたアパートはこんな感じです。
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こちらは、Wホテル近くの集落です。
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集落前はこの通り、再開発真っ最中。
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なぜか囲いがしてあって、入口には警察官が常駐しています。
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所々壊されているので、再開発指定地域なのでしょう。
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仮囲いは、『貧しいC国の一面』 を隠したがっているようにも見えます。
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住人はまだまだ残っている様子、おそらく彼らは収入もそう多くなさそうです。
政府は移住先や転居費用を確保してくれているのでしょうか?

C国語はわからないけれど 『立ち退かねばならないのなら、早急に保証を』
みたいな言葉が書かれた垂れ幕がありますね。
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100m先のWホテルでは、最先端のインテリアの中でアフタヌーンティを楽しむ人が沢山居るのに、
ここは開放政策前の雰囲気そのままの空間・・・


この中に入ったらどうなるんでしょう? 写真で見る限り、迷路みたいになっていてすぐに迷いそう。
そして何か起こったら出て来れなさそう・・・
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調べてみると、こういう集落は 『城中村 (都市の中の村)』 と呼ばれるらしいです。





発生過程を簡単に説明すると。



元々は農村の集落だった。

↓↓↓

市街地の拡大に伴い、周囲が開発されていったが
農民の居住地区は農民所有であり、再開発が出来ない。
( C国人は全ての人が都市戸籍と農民戸籍に分けられています)

↓↓↓

都市化に伴い、村落の農民は農業を止め、
流入する労働者向けに自分の土地で不動産事業を始める。

↓↓↓

もともと、村落だった自分の土地ににそのまま中層の建物を建てるものだから、
道は狭く曲がりくねったまま、多層階の建物が乱立。

↓↓↓

だんだん周囲の再開発が進むが、村落は法律により開発出来ない為
そのまま新しい市街地に取り囲まれる。

↓↓↓

『城中村』



という過程らしいです。



ものすごーく気になっていたので、形成過程が分かってスッキリしました。


上記画像の洗村地区は、天河区が超一等地域に変ってしまったので、
特例措置で立ち退き・再開発されるのかもしれませんね。



高級ホテルも大好きですが、こういうカオスな町並みにも子供の頃から異常な興味を示していた変わった人です私・・・

by soiconvent | 2013-07-07 09:00 | 広州 2013
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