ひねくれ〇の旅日記 | |||||
ソウルから北京首都空港に到着。大韓航空は旧来からの第2ターミナルへ到着。 2008年に使用開始された、ノーマン・フォスター設計の第3ターミナルを見たくてシャトルバスで移動。 写真に収めた後、机場快速で市内に向います。 タクシーも考えたんですが、初めての街だし北京は渋滞も激しいらしいし、ボーナス出てないし・・・で早く安く行ける電車を選択。 ホテルのある国貿までは、机場快速(25元 約330円)+地下鉄(一律2元 約26円)で乗り換えも1回だけ。 机場快速は市内までノンストップで約25分、終点手前の『三元橋駅』で地下鉄10号線に乗り換えます。 地下鉄はそこそこに混んでおり立ち乗り、目の前のおじさんと目が合った時ふと 『スリに気をつけないと・・・でも満員じゃないしまだ大丈夫かな』 と上着の前ポケットに手を入れたデジカメを触ります。 しょっちゅう写真を撮る自分、すぐにカメラを出せるように前ポケットに入れていたんです。 6駅目で国貿駅到着、北京の新都心で大動脈の地下鉄1号線が交わるこの駅は電車を降りる人で車両扉前は混雑。 自分も中国は4回目、降車客を待たずに乗り込んで来るマナーのよろしくない現地人に負けじと扉に向って突進。押しつ押されつホームに出ます。 長いエスカレータを改札まで上りながら、『ふぅ~無事着いた、さてデジカメはあるかな?』とポケットを探ると・・・ 『・・・・・・・・・無い』 きっと目の前に座ってたおじさんが、降車時に隣で密着してたので抜き取ったのでしょう。全然気付かなかった・・・ スーツケースを持った外国人、加えて目の前でポケットを探る仕草が(ここに何か入ってますよと知らせるようなもの) 格好のターゲットだったんでしょう。 うわー信じられない、買ったばかりの最新機種だったのに・・・旅行写真好きな自分はどうすればいいの?? 着いた早々犯罪に逢ったショックで、エスカレータを上りきる頃には貧血を起こして目の前がだんだん暗くなります。 (貧血を起こすと目を開いていても真っ暗になってしまうんです) なんとか壁際に座り込んで気を落ち着かせます。2分程で視力も戻って回復。 ああ、これからどうしよう・・・保険で盗難証明を出してもらう為に警察に行かないと、替わりのカメラは何処に売っているの?ましてや外国だし価格や性能が不安・・・ せっかく午前中に北京に着いてさあ観光! という時に、この日は警察とカメラ購入で1日潰れました。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ まずホテルにチェックイン、スタッフに派出署とカメラを売っている電気店を聞きます。 派出署と電気店の住所をメモしていただき、タクシーでまずは近くの(といっても1キロは離れてますが)派出署ヘ。 まぁここが路地裏で何人もの人に聞いてやっと見付けた・・・ 近くにはこんな店があるような路地裏。 経緯を説明して盗難証明が欲しいと伝えると、『地鉄派出署に行って』 との事。 それは地下鉄2号線 『雍和宮(ヨンホーゴン)駅』 内にあるらしく、最寄の2号線 『朝陽門駅』 までタクシーで行き 地下鉄で雍和宮駅ヘ、地上に出たり構内を探しまわって見付けた派出署(構内にありました)。 警察にスマホで翻訳した文章を見せても何か言いながら不機嫌そうに首を横に振るばかり。 『没有?(無い?)』 とわずかに知っている中国語を発すると、警察官は首を縦に・・・ 出た~適当なたらい回し、中国だし外国人がカメラ盗まれたぐらいでは全く動く気がない様で。 (自分が中国語を話せないのも面倒なんでしょうね) 諦めて地下鉄で朝陽門まで戻り、タクシーで電気店ヘ行きました。 街割りが広大な北京、地下鉄+徒歩だけでは相当歩くのでタクシーは必須です。 在住日本人の話では、地下鉄はスリが多いのであまり乗らないとの事。 タクシーも初乗り10元(約130円)なので、渋滞の無い時間帯であれば積極的に活用した方が良さそう。 タクシーでのトラブルは滞在中一度もありませんでした。 この時筆談でやりとりしたメモと、手の怪我は・・・!? カメラをスられたなんて軽いもの、翌日は身の危険が及ぶ災難に・・・(それは近いうちにアップします)
by soiconvent
| 2012-09-04 10:49
| 北京 2010
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