ひねくれ〇の旅日記

パリの現代建築巡り


※フィルム写真を取りこんでいるので、画質が大変粗くなっております。


パリには5日間滞在しましたが、他に移動せずに一都市滞在していたのは
教会や美術館以外に市内の現代建築を見学する為でした。(画像はラ・デファンス地区の新凱旋門)
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中心部は規制も多いし土地も無いので、それらは中心部から少し離れた場所に点在していました。
観光客が訪れないパリの庶民的な地区は結構質素で建物は落書きだらけ。コンクリート造のアパートも結構ありました。

『花の都も真ん中だけだな~』 と思いました。


そして食事。何処でも凝った調理や盛りつけのフランス料理が出て来ると思いきや、
入りやすいカフェではステーキやサンドイッチ、パンの上にハムやスモークサーモンが載ったものばかり。
料理の脇には大量のフレンチフライかマッシュポテト。

フランスに来て毎日あんなに大量のジャガイモを食べるとは思いませんでした。

滞在中一番美味しかったのは、レバノン料理屋でテイクアウトしたシュワルマサンドでした。(ケバブっぽいやつ)
『絵に描いたようなオシャレなパリ』を体験するにはお金と本人のセンスが必要なんだと実感しました。


話を戻して現代建築、ベルナール・チュミ設計の 『ラ・ヴィレット公園』
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コンセプトは難解ですが、要は巨大な銀色の玉が見たかったんですね。おそらく内部はプラネタリウムだったような・・・


ドミニク・ペロー設計のフランス国会図書館。
外観はシンプルですが、本を開いたような形状の建物が4つ向かい合う印象的な配置。
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ファサードの処理が大変美しい。窓枠の凸凹が無くツルッツルです。
内部の木製スクリーンも、モダンでありながら温かみや高級感がありますね。
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一番見てみたかった、ジャン・ヌーヴェル設計の『アラブ世界研究所』
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遠目に壁面を見ると、モスクのモザイクタイル装飾の様な模様。
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近付くとそれらはガラスに挟まれた、金属製でカメラの絞り機構の様なシステムパネルになっており
伝統とテクノロージーの融合、ここに極まれりと言いたくなる素晴らしさ。
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外の光の量にセンサーが反応して、自動的に壁全体の絞り孔が開閉するんです。
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(実際はとても壊れやすいらしいです・・・まぁそうでしょうねw)



この建築が1988年代完成したというのも驚き。
建物の造形より、光の演出にこだわるジャン・ヌーヴェルの手法に酔いしれました。
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夢中で写真を撮っていると職員が寄ってきて何かを注意して来ます。

許可無しに撮影しまくっていたのがダメだったんでしょう。(確かに政府の施設でしょうし)
当時はフィルムカメラだったので、フィルムを抜かれてたまるかと建物を素早く立ち去り、
追いかけられないように友達と道路を全力疾走しました(汗)


ここ10数年程は、現代建築界においては日本も最先端。多くの建築家が国内外で活躍していますが、
やはり欧州に事務所を構える建築家の方が魅力的に映ってしまいます。

見るだけの事が多いので機能性や居住性は別として、ディティールやフォルムに新しい驚きがあるからだと思います。
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by soiconvent | 2015-03-17 09:00 | その他
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