ひねくれ〇の旅日記 | |||||
2003年に初めて上海郊外の水郷の村を訪れて、中世そのままの雰囲気にすっかり魅了されてしまい 2005年には 『朱家角』、2008年には今回記事の 『烏鎮』 を訪れました。 他にも『同里』 や映画ミッションインポッシブルⅢの最終シーンロケで使われた 『西塘』 など 何処も上海市内から車で2~3時間程の距離に点在しています。 上海からはどの村も往復バス代+入場券の付いたチケット(当時60元) で行く事が出来ますが 往復共時間が決まっているので、朝~夜まで時間はかかります。 途中の町はどこもこんな感じ、やはり上海都心に比べ素朴ですね。 烏鎮到着。景観地区は2つに分かれており、西柵区の方が規模が大きいものの バス停から3キロ離れているらしいので目の前の東柵区へ。 新しい建物が混ざっていたり、規模が小さい日本の 『古い町』 に比べ、 こちらの水郷の保存状態はなかなかのもの。 歴史的純度が高いといったところでしょうか? 東アジア人って新しい物好きだし昔は木造文化だったので、なかなか古い建物や街並みが残りにくいですよね。 ただ広大な国土と人口の中国と言えども、美しい村や町は観光化の波には逆らえません。 日本や他の国と同じ、歴史地区を出るとこんな普通の町・現代の生活が営まれております。 『昔ながらの生活を営む村にお邪魔する』 というのは、現代では相当な秘境にいかない限り難しいかも知れません。 歴史地区の通りの商店も、ほとんどがお土産店ばかりです。 広場の演劇は観光客の為? 地元住人向け?? こういう光景を見ると、歴史保存地区で普通に生活している人も居る事がわかります。 『わーおばあさんが手芸してる!』 と近付くと胸にはなにかの身分証が。 こういう藍染の天日干しも、観光地での見せ場の一環なんでしょうか? (後で調べると、染物もこの地区の特産品らしいです) 昼食は適当に入ったレストランにて、映画に出てきそうな雰囲気ですね。 どうやらこの地域の名物らしい羊肉の煮込みは固くて臭みがありましたが、 青菜が詰め込まれた揚げ豆腐や麺はあっさり味で美味しい(麺はどん兵衛みたいな味でした) 写真も英語メニューもありませんでしたが、適当に頼んだ割にはまぁハズレなかったです。 食後は船に乗りました(当時80元) 水郷の村は3回も行ったのでもう再訪する事はありませんが、最初に訪れるとその風景に感動すると思います。
by soiconvent
| 2015-03-13 09:00
| 上海 2008
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