ひねくれ〇の旅日記 | |||||
最終泊のルツェルンのホテル、最初は前から気になっていた 『ラディソン・ブル ルツェルン』 に泊まる予定でした。 ルツェルン駅裏の湖畔沿い、自分が好きな横に長いガラスボックス状の外観。 高級感や特別感は無いですが、モダンでゆったりした客室やレストラン。 28㎡の最下カテゴリーで、年明けは朝食別で約20000円程度だったんですが、 円高&時期が迫って来て4月には約26000円に。 あわてて予約するも、朝食35CHF(約4000円) を付けると3万近い宿泊代に・・・ このホテルに3万払う価値はあるのか・・・と思い、安宿や諦めていたデザイナーズホテルなどを調べてみる事にしました。 まずは思い切って安く上げようと『ホテル ミスター ピックウィック (Hotel Mr.Picwick) 』 をリサーチ。 ロイス川沿いの旧市街、駅からも橋を渡ってすぐ。外観も豪華。 シングルルーム(20㎡)はこのロケーションと広さで約1万円。眺めもリバービュー♪ しかしこの縦長の部屋はいかがなものか・・・?? スイス最後の夜を過ごすには質素過ぎて見送り。 そしてデザイナーズ編、汐留の電通本社やバルセロナのアグバタワーを手掛けたフランスの建築家、 ジャン・ヌーヴェルがデザインした『 ザ・ホテル (The Hotel) 』 とてもスタイリッシュですが、お値段もお高め。20㎡の部屋で一泊3万(朝食別)~ どの部屋も、壁か天井に名作映画のワンシーンが描かれているそう・・・コワイww (大島渚監督の『愛のコリーダ』 部屋もあります) 以前はこんなテイスト憧れだったんですが、今の気分では落ち着かずここも見送り・・・ 次に大好きな建築家、ヘルツォーク&ド・ムロン設計の、『アストリア (Astoria) 』 代表作に北京の五輪スタジアムやプラダ青山店があります。 ガラス窓に囲われたモダンでミニマルな客室・・・うーんカッコイイ♪ しかし、新館と旧館が混在するこのホテル。一番安い旧館の部屋はこれ。 綺麗で広さも十分ですが、デザインホテルでは無いですよね?? ヘルツォーク&ド・ムロンデザインの部屋は1泊約26000円から(朝食付) ただしここも各部屋のレイアウトによって雰囲気が大きく変わる様子。 窓の幅が狭い部屋は、ただの白い空間・・・になりそうだったので見送り。 青山のプラダみたいな近未来のラグジュアリーテイストも感じられなかったので。 以上、建築家がインテリアを手掛けると、何かがスッポリ抜け落ちた雰囲気になるのは気のせいでしょうか? それは居住性だったり、空間の隙間を埋めるアートや家具だったり、細かい要素が理由なんでしょうね。 最後にここも候補だった『ルネッサンス ルツェルン (Renaissance Lucerne) 』 リッツカールトン以外、〇リオット系はどうもデザインや色使いが大味で苦手なんですが、 ここはヨーロッパらしい落ち着きとモダンさのバランスが良いですね。 1階のレストランもおしゃれ。 ここは20㎡の最下カテゴリーの部屋で1泊3万円(朝食付) でした。 (『The Hotel』 『Astoria』 『Renaissance』 は、公式HPの片隅にそれぞれのホテル名が表示されているので、オーナーかマネジメントが一緒なんでしょうね。) 結局、なんだかんだでラディソンかな・・・と思っていたら、伏兵登場(笑) 出発5日前、デザイナーズやモダンデザインとは全く違うとあるホテルに鞍替えしたのでした。
by soiconvent
| 2013-06-10 09:00
| スイス 2013
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