ひねくれ〇の旅日記 | |||||
快晴のユングフラウヨッホを満喫し、予定に無かった氷河の上でのアトラクションも楽しんで、 大満足で14:30の帰りの電車に乗り込みます。 本当はグリンデルワルドのホテルに帰るつもりだったんですが、 乗り換え駅のクライネ・シャイデックに着く直前、明日行く予定のラウターブルンネン方面が 雲の切れ間から太陽に照らされていました。 明日の天気予報は雨、今から行くと見たい景色は全て逆光になってしまいますが、 晴れに勝るものは無いと急遽ラウターブルンネンへ行く事にしました。 クライネ・シャイデック~ラウターブルンネンの運賃は半額カード使用で14.8CHF。 クライネ・シャイデック~ユングフラウ路線以外は割とリーズナブルですね。 しかしここでも最初駅の窓口に駅員が居なくて焦った・・・ 出発後すぐ、車窓からユングフラウヨッホ行きの列車が見えました。 席が空いている進行方向右側に座ったんですが、これが大間違い。 クライネ・シャイデック~ラウターブルンネンは情報が少ないのでノーマークでしたが、進行方向左側の席は絶景の連続。 しばらくは険しい山々が、そのあと麓の緑と村が、片時もカメラを手放せません。 左側の絶景サイドに座って、風景も見ずにおしゃべりに興じるロシア娘達・・・ねぇ、そと見ないなら替わって(笑) てっぺんの奇妙な形の岩はなんなんでしょう? 20分程で、ウェンゲンという小さな村に着きました、ここでの停車時間は約20分。 この村もある風景を眺める為に明日訪れる予定でした。 明日訪れて、駅から少し歩いてベストビュースポットをゆっくり探すつもりでしたが、 駅のホームから外に抜ける小さな階段を見付けたのでとりあえず行ってみます。 階段をおりると小さなあぜ道が、ほんの少し歩いて急な斜面に差し掛かると・・・ 探していた絶景! 氷河で削られて形成されたラウターブルンネンのU字谷。麓の小さな村、崖からは滝が流れ落ち、向こうにはアルプスの雪山・・・ 滝は東向きなので午後は影になってしまいますが、明日の雨の下よりはだいぶ良いでしょう。 明日は奥の雪山も雲に隠れてしまうだろうし・・・ 駅はすぐそこなので、10分ぐらい佇んで一旦停車中の電車に乗っても十分間に合うんですが、 せっかく憧れの場所に来たんだもの、飽きるまで眺めてみましょう。 時刻表で次の電車は30分後に来る事を確認し。先程まで乗っていた電車を見送りました。 駅のキオスクでジュースを買って、絶景ポイントに戻り乾杯!(ジュースだけど) もちろん駅裏のこんな急斜面のあぜ道、誰も通りません。 誰も見ていないので 『わーすごい』 『ウソでしょ・・・』 と、思いきりひとり言をつぶやきまくります(笑) 眺めは良いんですが、ここの斜面は相当急なんで座れません。転んだら10mぐらい下まで落ちてしまうでしょうね・・・ 飽きる程絶景を眺めて、駅のホームへ戻ります。実はホームからも十分に素晴らしい眺めなのです。 ホームに佇んでいると、『Hallo!・・・ Hey!!』 と声が。 アジア系(多分C国人) のペアルック(笑)のカップルから 『私たちの写真を撮って』 とお願いされました。 最初の1枚を撮影、そして自分が必ず心がけている 『もう一枚』 (自分も撮られる経験上、最初は目をつぶってしまったり表情が固い事があるので、2~3枚撮るようにしています) 『one more』 と自分が声を掛けると、目の前でブチュ~っとキスしやがりました(笑) しかし2人共若くて小柄なので、恋愛が楽しくてしょうがない学生同士みたいでなんとも微笑ましい。 C国人も個人になると無邪気で素朴な雰囲気が引き立って、印象が良い人も居るのですが・・・ ウェンゲンを出発し、ラウターブルンネンへ。 ここからは一気に谷を下りて行きます。車窓からでも先程の絶景は眺められます。 (こっちの方がアングル良かったかも・・・) だんだんラウターブルンネンの村落やシュタウプバッハの滝が近づいてきます。 ウェンゲンから約15分でラウターブルンネンに到着。 晴れているうちに見てみたかった絶景を眺められて大満足。 車窓を楽しむルートとしてもオススメのクライネ・シャイデック~ラウターブルンネン移動でした。
by soiconvent
| 2013-06-05 09:00
| スイス 2013
| |||||
ファン申請 |
||